の~びる保育園の活動です🚌遠足ごっこ ~ふれあいのびのびDAY~🚌
今年は感染症対策の観点から、バスに乗って園外施設へ行く「親子遠足」が中止となりました。しかし、遠足における事前学習や当日の体験または交流経験は、子どもたちの心身の発達に大きな役割を持っています。 今年度はクラス活動の中で、遠足に代わる体験活動「ふれあいのびのびDAY」を実施しました。目的地はみんなでつくった“水族館”です。
日 時 : 令和2年11月15(月)~18日(木) (クラスごとに日程を分けて実施)
場 所 : の~びる保育園
参加者 : 各クラス園児・職員
目 的 : ①非日常の雰囲気の中で、新しい経験を獲得・学習する。
②バスごっこ等を通し、目的地に向かう楽しみを共有するとともに公共のマナーを知る。
③友だちや職員との交流を深める。
④家庭での振り返りを楽しむ。
<事前活動>
○動物調べ・動物制作
0歳児…タイマイ / 1歳児…ミズダコ / 2歳児…ダンゴウオ/
3歳児…チョウチンアンコウ / 4歳児…ナンヨウブダイ /
5歳児…バショウカジキ
今年度のテーマは「住処」。生き物の特徴に加え、どんな場所で暮らしているのかについても
調べました。「サンゴに住んでるんだよね!こんな形かな…」と、図鑑を見ながらイメージが
広がりました。
○弁当制作 ○バス制作 ○しおり色塗り など
弁当制作では、オムライス、トマトなど様々な食材を作りました。おにぎり作りでは「のりは
どこに巻こうかな…」と自分なりに考え、それぞれの弁当が完成しました。
しおりには、それぞれのクラスが調べた生き物の絵があります。「バショウカジキのヒレ
は…」と微妙な色の違いも丁寧に色塗りを進めていました。
<当日活動>
- バスごっこ
「背中とおしりをしっかり椅子につけてくださいね」と、保育士のバスガイドと一緒にシートベルトも締め、準備万端の子どもたち。いよいよ“水族館”に出発です。スクリーンには実際のバスからの景色が映り、トンネルを抜けると「わあ!明るい!」と、まるで本物のバスに乗っているかのよう。
水族館に到着すると、調べてきた生き物たちの映像を鑑賞しました。「ミズダコの色が変わった!」「バショウカジキ速い!」と、変わった生態に驚きの表情を浮かべていました。
- 浅瀬・海・深海コーナー
それぞれの生き物が住む海に合わせて場所を分け、クイズや体験コーナーを楽しみました。「大きいからまだ乗れるよ」と実物大のジンベイザメの上に寝転がったり、「ぴったりのおうちはどこかな?」とヤドカリの貝殻探しをしたり、展示物を通して生態を学びました。
- 動物(共同作品)との触れ合い
各コーナーには、皆で作った生き物もいます。タイマイを見つけると「あ!」と指をさして、そっと甲羅をなで、愛おしさを感じる場面も。また、自分のクラスだけでなく、「バショウカジキはイワシを叩くんだって!」と、体を揺らしたり、「チョウチンアンコウが光った!」とのぞき込んだりと、様々な生き物にも触れ、発見を伝えていました。
- 0~2歳児弁当ごっこ/3~5歳児弁当給食
遠足の締めくくりはお弁当です♪
0~2歳児の弁当ごっこでは、自分で制作したおかずを一つ一つおいしそうに頬張る子どもたち。「外で食べるとおいしいね♪」「先生もどうそ!」と青空の下で笑顔が広がりました。
3~5歳児は、家から持参した弁当箱に給食のおかずを詰め、クラスみんなで輪になって弁当を食べました。「わあ、おいしそう!」「おかわりは何おにぎりにしようかな」「お天気、晴れてよかったね!」と、普段とは違う遠足ならではの特別な雰囲気の中、友だち、保育士と和やかなひとときを楽しみました。