高野台こどもの家保育園 「栽培活動の野菜が成長しています♪」

 越谷方面から電車に乗り、保育園のある杉戸高野台駅に近づいてくると、田んぼの風景が広がります。5月に比べると苗が成長し、青々した景色はみとれてしまうほどです。 保育園で育てている野菜も少しずつ大きくなり、毎日の成長を子どもたちは楽しみにしています。育てる野菜は、各クラスごとに決めました。

01歳児は、「おくら」です。茎は背高く伸び、おくらは空に向かって力強く大きくなっていきます。01歳児にもその成長が見えやすい野菜であると選びました。

 4歳児は、「なす」です。興味をもって観察できるよう、長なすや賀茂なすなど3種類を植えました。先日、その4歳児の「なす」と2歳児の「ピーマン」が初めて実をつけました。子どもたちは見つけると、じっと見つめ、みんなで喜び合っていました。

 栽培活動をしているとたくさんの気づきがあります。 葉をそっと触って「すべすべしてる」といった触覚、「トマトは葉っぱもトマトの匂いがする」といった嗅覚、「ピーマンの白い花、きれいだね」「お水がキラキラしてる」などの視覚、そして収穫した後の味覚。そうした様々な刺激は、子ども達の豊かな感性や表現力につながっていきます。みんなで感じたことを伝え合いながら植物の命を大切に育てていきたいと思います。

<ピーマン:2歳児>
<なす:4歳児>
<ニンジンの芽:3歳児>