高野台こどもの家保育園 「3歳児:教具を使った活動を紹介します」
3歳児は、生活の中で自分でできることが少しずつ増えていくことを喜び、自信を得て、次のステップへと進んでいきます。
今、3歳児は水筒を使い始めています。本園ではコップのついた水筒の用意をしていただいています。3歳児にとっては、生活の中での大きな挑戦であり、毎日の楽しみになっています。また、保育活動として「あけ移す・注ぐ」遊びを行っています。
<「あけ移す・注ぐ」の目的>
・「注ぐ」ための手の動きを調整する
・「注ぐ」動作の順序性を知る
<豆のあけ移し>
<色水注ぎ>
はじめに、保育士が見本を見せます。その際、丁寧にゆっくりとした動作を心掛けます。子どもたちの取り組みについては、どこを工夫すれば行いやすくなるかを自分自身で気づけるよう「見守ること」を大切にしていきたいと考えます。
<子どもたちの姿>
・「あっ、いい音がするよ。」:容器の重さや注ぐ音など、気づくことが沢山あります
・「こぼれちゃった」:豆などがこぼれると、自分で気づき、拾ってやり直しています
・「う~ん」:容器もを持って少し考え、自分のやりやすい位置にコップをずらします
同じものを使っても、子どもたちの姿は毎回違います。繰り返し遊ぶ中で、子どもたちの気づきや成長が感じられます。