高野台こどもの家保育園 3・4・5歳児 「お正月の伝承遊びを楽しんでいます♪」

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

1月4日の登園時、「あけましておめでとうございます」「今年もよろしくお願いします」といった新年の挨拶が、保育士と園児・保護者の間で気持ち良く交わされ、笑顔いっぱいの新年スタートとなりました。クラスでは、お正月の思い出を話し合ったり、この時期ならではの様々な伝承遊びが広がっています。


伝承遊びの目的
・遊びを通して人との関わりを広げ、深めていく。
・遊びに取り組む中で達成感や充実感を得て楽しむ。

≪だるま落とし≫
手首と指先に集中して、素早く振り切る動きが必要です。何度も試しながら、力の入れ具合や当てる位置がわかってくるようでした。成功すると、まわりから「やったー!」と歓声があがり、順番に楽しんでいました。

≪ひもコマ回し≫
ひもをきれいに巻くのは、回すことと同じくらいの難しさがありますが、4歳児になるとひと巻きずつゆっくりと崩れないように巻こうと頑張る姿がありました。3歳児は「一緒にやろう。」と保育士に声をかけ、手を添えてもらって一緒に回していました。自分のコマが回ると、近くに顔を寄せ、止まるまでじーっと嬉しそうに眺めていました。

≪手回しごま≫
片手を使い、気持ちよさそうに回していました。「一緒に回そう!」「うん。それ!」と友だちと声を掛け合って楽しんでいました。

≪お手玉≫
空間認識やバランス力など、上に投げたお手玉をキャッチするのことには様々な力が必要です。それだけに、うまく手でつかめた時の喜びは大きく、自信あふれる表情で喜んでいました。また、「あんたがたどこさ」の歌に合わせて、お手玉を回していく遊びも楽しんでいます。

≪カルタとり≫
クラスごとに行いました。5歳児は、読み上げられると素早い反応で腕を伸ばしてとりにいきます。3歳児は、読まれた文章と合う絵を探し回って、ようやく見つかります。とり方は様々ですが、みんなで競い合う楽しさがカルタにはあります。「もう一回やりたい!」という声も多く上がっています。

保育園では年間を通じて伝承遊びを保育に取り入れ、楽しんでいきたいと思います。