高野台こどもの家保育園 ~夏祭りのお知らせ~

高野台こどもの家保育園の夏まつりは、毎年杉戸町立西公民館をお借りして実施してきました。しかし、現在の感染症等の状況を鑑み、検討を重ねた結果、今年度の夏まつりは平日の保育の中で行うことといたしました。

本園での夏まつりは、体験を通して”祭り”への思いや願いを知るため、様々な事前活動を展開していきます。

≪夏まつりの目的≫
  ・伝統文化を学ぶ
  ・伝承遊びに触れる
  ・祭りを通して収穫の喜びに触れる
  ・初夏のひとときを親子で涼み、楽しみを共感する。
 

現在、各クラスでは、下記のような昔から受け継がれている“夏の風物詩”を制作しています。

◆【ほおずき(鬼灯)】 
 お盆にホオズキの果実を死者の霊を導く提灯に見立て、枝付きで精霊棚(盆棚)に飾ります。ホオズキに「鬼灯」の字を当てるのは、盆に先祖が帰ってくる時の目印となる提灯の代わりとして飾られたことが由来です。

◆【風鈴】
 奈良時代より魔除けの物として定着していました。現在、縁側に吊るすのにも理由があります。南西の方角は「裏鬼門」といわれ、不吉な方角と言われています。そのため南側にある縁側に風鈴を吊るすのです。

◆【提灯】 
提灯は、暗闇を照らすことから、暗闇=魔 を祓うという意味や、明かりで正しく導くという意味があります。

↓園児が制作している提灯・風鈴↓

 自分の手で制作したり飾り付けることを通して、それぞれのモノに込められている人々の思いを感じていきたいと思います。